京都で理容室をしているキシロです今日は正しいヒゲ剃りの手順を解説していきますねー
男性が髭剃りをするときの正しい手順をご存知でしょうか。
肌荒れや血が出ないようにキレイに剃るための大切なポイントは、まずはヒゲを温めたり濡らしたりして剃りやすい状態にしてから剃るということ。
そしてカミソリの使い方、剃った後のお手入れなど髭剃りをする上で知っておいた方が良い手順を書いていきますねー。
ひげ剃る時の参考にどうぞ。
正しいカミソリで剃る正しい髭(ヒゲ)剃りの手順は?
カミソリで髭剃りをするには手順があります。
- ヒゲを蒸したりお風呂で温めて柔らかくする
- シェービングクリームをつける
- 軽く優しくひげを剃る
- 刃をまめに洗う
- 剃った後のお肌のお手入れをする
この手順のどれかをを飛ばしてしまうと、ヒゲがキレイにそれても、剃るときに痛かったり後から皮膚が荒れてしまったりすることもあります。
正しい手順で剃ることによって、ヒゲをキレイに剃るだけでなく、健康なお肌を守ることもできます。
ヒゲをキレイに剃りながら肌の状態も良くしていきましょうね。
では、早速詳しく見ていきましょう!
ココに注意
と、まずは詳しく手順を見る前に『自分のヒゲの生え方』を把握しておきましょう。
これ意外と気にしたことない人が多いですが、ヒゲの生え方や生えている方向ってとても大事です。キレイに剃るために自分のヒゲの特徴を知っておくといいですね。
どの部分はどっち向いて生えてるというのが分かってると、カミソリの動かし方も変わってきますからね。
①ヒゲを蒸したりお風呂で温めて柔らかくする
これ髭の濃い人は必須作業。ヒゲは水に濡らすと柔らかくなりますが、お湯や熱いタオルで温めるとさらに柔らかくなるのです。
ヒゲを柔らかくすることで、剃る時のカミソリへの抵抗が少なくなり、肌に負担をかけずに剃りやすくなります。
さらに抵抗が少ないとカミソリの刃も傷みにくいので長持ちしやすくコスパも良くなります。手間を面倒くさがらずにしっかりお肌を温めて剃ることで肌荒れやカミソリ負けをしにくくなります。
理容室でも顔そりをする時は、必ず熱い蒸しタオルで温めてから剃ります。
これも
・ヒゲをやわらかくする
・肌を傷めにくくする
この2つの目的があるんですね。
②シェービングクリームをつける
しっかりとお肌を温めたらシェービングクリームや、シェービングジェルを塗ります。
剃るところにはたっぷりすりこむように塗りましょう。タップリ塗ることでカミソリの摩擦を減らせるので、肌が傷みにくく、剃りやすくなります。
順番は下の方から
1、首周り
2、あご周り
3、口の周り
4、頬
の順番で塗りましょう。
③軽く優しくひげを剃る
力を入れずカミソリの重みでそるイメージで剃ってください。力を入れると肌が傷んだり、吹き出物などをひっかけやすくなり血が出やすくなります。
剃り始めた時にお肌がピリピリしたり、カミソリを通したのにヒゲが残ったり、抵抗が強い場合はカミソリの刃が切れていないという事です。そういう感覚があれば、替え刃の交換をしましょう。
ヒゲが長い場合はヒゲの生えている方向に向けてまず順剃り⇒後からヒゲの生えている方向と逆から剃る逆剃り(逆剃り)をします。
ヒゲが伸びていない場合(毎日剃る人)は順剃りせずにいきなり逆剃りをしても大丈夫です。
ただ毎日髭剃りをする人は、肌を傷めやすいので逆剃りしないというのもありですね。
僕も肌が弱いので基本逆剃りはしません。ヒゲを伸ばし出したのも、もともと肌が弱く肌荒れするからなんです
顔の皮膚というのはとても敏感です。できるだけダメージを与えない剃り方をしましょう。
順剃りとは?
逆剃りとは?
空剃りはしない!
髭剃りをしてると、剃ったところや手で触ったところは泡が取れてしまいます。
その取れた部分を皮膚が乾いた状態で剃り続けると確実に肌を傷めます。
「皮膚が乾いたまま剃らない」
これも肌荒れを防ぐためにはとても大切。
乾いた状態になったらもう一度シェービングクリームや水をつけなおして剃りましょう
④刃をまめに洗う
髭剃りの途中でカミソリの刃と刃の間にヒゲの剃りカスやシェービングクリームなどが詰まります。
この剃りカスや、皮膚についている汚れ、シェービングクリームなどが詰まったまま剃り続けると、カミソリの刃の寿命は短くなりますし、いくらカミソリで皮膚をこすっても傷むだけで肝心なヒゲが剃れなくなります。
刃に完全に詰まってしまうと取れにくいので、詰まらないようにこまめに洗いながら剃りましょう。
特にヒゲの濃い人は詰まりやすいので気をつけよう
⑤剃った後のお肌のお手入れをする
髭剃りの後のお肌のケアはとても大切。いくら優しく剃っていても刃物を皮膚に当てるのでダメージを受けています。
水で顔を洗い、アフターシェーブローション、保湿剤、乳液などお肌を保護するものをつけましょう。
カミソリは顔を剃り終わったら、詰まりをキレイに洗い流し、タオルで水分をふき取り、湿気の少ないところで保管しましょう。
使い終わったカミソリのお手入れでカミソリが長持ちしたり早く切れ病んだりします。
同じ刃を長く使えるとコスパはかなり良くなります。毎日の事なので良い習慣が身につくといいですね♪
高校生の正しい髭の剃り方
高校生でも基本的に髭の剃り方は同じです。
剃る前の髭をしっかり温めて、力を入れずに剃りましょう。
ただ、高校生はニキビができやすかったりするので逆剃りは積極的にやらない方が良いかもしれませんね。
また、シェービングした後の保湿などのケアを入念に行いましょう。髭は剃れたけど、肌がガサガサという状態になってしまいます。
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また、これは余談ですが、高校生で髭が硬い場合、T字カミソリではなく電動シェーバーという手段も考えましょう。
T字カミソリはどちらかというと髭は柔らかい人向けに作られているので、出血してしまう可能性もありますよ。
電動シェーバーの正しい髭の剃り方
電動シェーバーとカミソリでは髭の剃り方が多少違います。
カミソリは順剃りですが、電気シェーバーは逆剃りが基本です。
また、お湯で髭を柔らかくしたり、シェービングジェルをつける必要性はそこまでなくなります。もちろん人によってがその方が肌が痛くなかったりするので、臨機応変に考えましょう。
電気シェーバーの具体的な剃り方は、
- シェーバーを肌に対して直角に当て、逆剃りします(髭の生えている方向に逆らう)
- 優しく肌に当てる
- 少なくストロークで剃る
です。
電気シェーバーの方がお金はかかりますが、楽は楽ですね。また、肌のダメージも少ない。
大人でも高校生でも、肌のダメージが気になる方は電気シェーバーもおすすめですよ。
理容室での顔そり動画
では実際にお顔そりをしている動画をご覧ください。
まとめ
顔そりの手順について書いてきました。
顔そり前、剃ってる間、剃った後、それぞれの工程でした方が良い事、しない方が良い事があります。
手順を守ることで同じように顔を剃っても、清潔な見た目と若々しいお肌を保つことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪