理容室豆知識

シャンプーの使用期限はどのぐらい?期限を超えて使っちゃダメ?

シャンプーって毎日使う人が多いと思いますが、毎日少しずつしか使わないので長ければ1本を半年以上かけて使う方もおられます。

でもシャンプーってそんなに長く使ってもいいんでしょうか?

食べ物の賞味、消費期限のような使用期限はあるのか?を調べてみました。

結論から言うとシャンプーに使用期限が表記してある商品とそうでない商品がありますが、使用期限がない商品の方が多いです。

ただ使用期限が表記されてないからといって何年もかけて使うのもよくありませんし、保存の仕方によってはカビが生えてしまったりすることもあります。

今日はそんなシャンプーの使用期限や保存方法、使用期限の切れたシャンプーを使うとどうなるのか?使用期限の切れたシャンプーの有効な活用方法などを書いていきたいと思います。

シャンプーに使用期限はあるの?

一般的なシャンプーは使用期限が記載されていない商品が多いです。

その理由は薬事法によるものです。薬事法では3年以上使えるものには期限を記載しなくて良いというふうになっています。

「使用できなくなる期間の目安がない」部類に入るシャンプーには期限の記載がありません。

使用期限の記載があるシャンプーとは?

代表的なシャンプーで言うとオーガニックシャンプーや天然素材使用のシャンプーには使用期限があります。防腐剤や保存料が入っていないものですね。そういった商品は通常のシャンプーよりも使用期限は短くなっています。

マスター
食べ物も添加物や化学的な成分が入っていない商品は賞味期限が短いですね。それと同じと言えます。

開封前のシャンプーの使用期限

開封前のシャンプーの使用期限は3年だと思っておいてください。

理由は薬事法により3年以上使えるものには期限を書かなくて良いとはなっていますが、いつまでも品質が落ちないかといえばそれは分かりません。購入したのならできれば早めに使う方が良いでしょう。

開封後のシャンプーの使用期限

一旦開封すると使用期限は短くなります。できれば1年以内に使いましょう。使用感やシャンプー剤の見た目は大丈夫でも、ボトルの内側にカビが生えたりしていることもよくあります。

マスター
一旦開封すると外気に触れることで酸化したり、湿度の高い風呂場にあることなどの影響で傷みやすくなります。

使用しないほうがいい場合

シャンプーが「変色」していたり、「ニオイがおかしい」場合、シャンプーが「ドロッとせずに水分が上に浮いてきている場合」は使用するのをやめておきましょう。

頭皮や髪を洗浄して清潔にするというシャンプーの役割を果たさない可能性があります。

食べものみたいに腐るの?

シャンプーは防腐剤が入っていれば腐ることはありませんが、防腐剤の入っていないシャンプーは腐ることもあります。

腐ってしまったシャンプーを使うと頭皮がかゆくなったり、湿疹ができたりすることもありますので使うのはおススメしません。

シャンプーの正しい保存、保管方法は?

低温、低湿度の場所が良い

シャンプーは、開封前の物は高温多湿にならず太陽光の直射当たらない冷暗所に置いておくこと。まだ開けてないシャンプーも、お風呂のような湿度の高いところへに置いておかない方が良いですね。

シャンプーのまとめ買いはお得?

安くなるからといってまとめ買いは注意。すぐに使うなら良いですが、シャンプーってそんなにすぐになくなりませんよね。

特に特売などの商品は期限が迫っている場合もあります。使用期限のある無しは要チェック!

詰め替え用シャンプーは容器を一旦洗って乾燥させる

詰め替え用シャンプーを買ってきてそのまま継ぎ足して使う人もいますが、よくあるのはボトルの内側にカビが生えているパターン。

お風呂の中は湿度も高く雑菌も発生しやすいので、詰め替え用を使う時は、必ず一旦容器を洗い、ボトルの内側をキレイにし、乾燥させてから使いましょう。

できればお風呂の外で保存、保管

特に髪の短い男性はシャンプー1本がなかなかなくなりませんね。

そんな時高温多湿の風呂場というのは保管場所としてはあまりよくありません。出来るなら風呂場の外での保管をおススメします。

試供品シャンプーにも使用期限はあるの?

試供品のシャンプーをもらう事もあると思いますが、持ち歩くのには便利ですが、通常のボトルと同じで使用期限がないとしてもできるだけ早く使うことをおススメします。

期限切れのシャンプーは捨てなきゃダメ?

使用期限が切れたシャンプーは風呂場や水回りの掃除に使えます。排水溝にそのまま捨てるのはもったいないので有効に使うといいでしょう。

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